財閥系化学メーカーの開発職で募集がありました。
先方の開発内容に興味は持ったものの、エージェント曰く「子会社への出向案件で20年ほど同じキャリアを続ける必要がある」とのこと。キャリアに柔軟性がなくなる可能性が高い案件でもありました。
果たして志向がマッチするのか、面接を受けて確認しようと思いました。
最初に新卒向けのような会社説明が30分程度あり、その後面接が始まりました。
面接形式
大手総合化学メーカー D社
面接官:人事 2名
面接時間:1時間30分
質問例
・現職携わっている業務内容について説明して下さい
・転職理由および志望動機は?
・特許の出願経験はあるか?
・具体的にどのような仕事がしたいか?
・大学の研究内容について簡単に説明して下さい
・ストレス耐性はあると思うか?
・他部署との関わりの中で、利害関係で板挟みに合うことはあるか?また、その時の対処方法は?
・当社製品と関わりのある業務経験は?
・活かすことができるこれまでの研究や開発の経験は?
面接の感想
志望動機について深堀され、うまく答えられず。その他の項目でもうまくアピールできたという感触はなく、不採用の予想。
面接後エージェントに連絡した際に、「通過できる要素が見当たらないです」と告げるしかないぐらい手応えが悪かったです。
結果
3日後に通過の連絡。
何かの間違いではないか、と思ってエージェント経由で先方に面接通過となった理由を聞いてみました。
面接の約1週間後、エージェントを通して
「学生時代の研究レベルが一定のレベルにあると判断し、次の面接で詳細を確認したいと考えた。
一方で、当社の調査が甘いと感じた。当社を志望する理由、当社で何ができるのか、もう一度よく考えてほしい」というフィードバックがありました。
・・・100%落ちたと思ったが、こんな通過のケースもあるんですね。当時は年齢が比較的若かったため、多少の受け答えの不足は看過してくれたのだろうと思います。
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