2→3社目 転職活動記録③

微妙な手応えで通過したA社。B社との同日面接の2社目で2次面接を受けてきました。

A社の2次面接は学生時代の就職活動も含め、最もハードな面接だったと言っても過言ではありません。記憶に残る面接となりました。まずは人事の方からの質問、次いで技術部門のマネージャーからの質問という構成で面接が進みました。

面接形式

対面 人事 1名 技術系マネージャー 1名 1時間程度

質問例

(人事パート)

・自己紹介

・新卒の会社を選んだ理由は

・なぜ前職を退職したか

・なぜ現職を退職しようと考えているのか

→(転職を考える理由の回答に対し)それ以外に退職を考える原因は何かあるか?

・技術面、その他あらゆる制約がなかったとして、あなたがこの会社で何を実現したいか?

・なぜ当社を志望したか

・当社が世に送り出している製品は例えば何があるか知っているか?

・現職での役割は、どのような役割か?

・あなたの誰にも負けないという一番の強みは何か?
→(回答に対し)数値等で具体的、客観的に示して下さい。

・自身の開発成果について、自身の貢献の程度はいかほどであったか?

・上司の視点からみて、あなたにはどのような長所と短所があると思われていると思うか。

・後輩からはどのように思われていると思うか?

(技術系パート)

・大学時代の研究について簡単に説明して下さい。

→どのような点がオリジナルなのか?

・現職の開発で苦労する点は何か?

・開発面ではどこに特色があるか?

印象に残った質問

技術面、その他あらゆる制約がなかったとして、あなたがこの会社で何を実現したいか?

面接の感想

人事の方にコテンパンにやられました。

転職理由や志望動機の回答について深く突っ込まれ、それに対して納得させられるような回答ができず、面接中に「負け」を確信しました。

特に、転職理由では「〇〇が制約となり△△の実現が難しい」というような回答をするのですが、「では、今述べた○○その他全ての制約がなかったとして、当社で実現したいことを具体的に述べて下さい」という質問が印象的でした。

結局、転職理由とは少なからず他責の部分があって、人材募集中の企業はこの点を確認したい訳です。ここに疑いがかけられ、志望動機との一貫性に欠けると、「この候補者は当社に熱意があるわけではないな」と判断され、不採用になってしまいます。

帰り道、「自分が実現したいことは何だろうか。この転職は逃げだけではないだろうか、今が転職すべきタイミングなのか」 色々自問自答し、この面接は転職活動の継続について再考する一つのきっかけとなりました。

結果

1週間後、不採用の連絡。

理由は「志望動機が不明瞭で、当社の志望意欲が低いと判断した」とのこと。

この結果は面接中の手応えからして納得の行くもので、反論の余地はありませんでした。

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